福知山市と舞鶴市、宮津市、与謝野町をまたぐ大江山。丹後天橋立大江山国定公園の一部でもあり、雲海の名所として多くの人を魅了し続けるその山には、3つの鬼伝説が伝わります。中でも「酒呑童子」の伝説は江戸時代に歌舞伎や御伽草子の題材として扱われ、明治期から昭和初期には国語の教科書にも掲載されるなど、全国各地に残る鬼伝説の中でも古くから多くの人に親しまれてきました。福知山市大江町佛性寺にある「日本の鬼の交流博物館」では大江山の鬼伝説を始め、国内外の鬼にまつわる資料を展示し、人間と鬼との深いかかわりを伝えています。
大江山の残る3つの鬼伝説
日子坐王(ひこいますのきみ)の鬼退治
麻呂子親王(まろこしんのう)の鬼退治
酒呑童子(しゅてんどうじ)伝説
大江山に残る伝説にちなみ「鬼」をテーマにした日本の鬼の交流博物館では、3つの鬼伝説を紹介するとともに、鬼にかかわる資料や全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面など約600点を展示。屋外には全国各地の産地で焼いた瓦を使用した高さ5㍍、重さ10㌧にもなる巨大な「平成の大鬼」が設置され、訪れた人を迎えます。
- 施設名称
- 日本の鬼の交流博物館
- 住所
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"〒620-0321
京都府福知山市大江町仏性寺909" - 営業時間
- 9:00 ~"17:00(入館16:30まで)"
- 定休日
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毎週月曜(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日
年末年始(12月28日~1月4日) - 予算
- 一般330円 高校生220円 小中学生160円
- 電話番号
- 0773-56-1996
- アクセス
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"大江駅から市営バス(大江駅~大江山の家)で18分。大江山の家バス停から徒歩約2分。
舞鶴大江インターチャンジより車で約20分"
- 公式サイト
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