九鬼町は熊野灘に面した三重県尾鷲市にあり、戦国時代に織田信長方の水軍として名を馳せた「九鬼水軍」発祥の地として知られている漁師町です。オハイ(大配)はそんな九鬼の集落から片道2時間半を要する秘境であり、断崖絶壁から見える海の色はオハイブルーと呼ばれています。
九鬼コミュニティーセンター付近にある宮谷橋から宮谷川をさかのぼり10分のところにあるのが奥地(おこち)の滝です。幅約10メートル、高さは約5メートルほどあり、傍らには不動明王が祀られています。
九木神社は九鬼湾入口のやや半島状に突出した小さな岬の上にあり、菅原道真公を祭っています。境内の樹叢は国の天然記念物に指定されており、ヘゴ科のシダである「クサマルハチ」が本州で最初に発見された場所でもあります。また、江戸時代には九木神社の岬によって荒波を防ぎ、水深も深いことから九木港は江戸と大坂を行きかう千石船が多く入港する熊野灘きっての良港として知られていました。
- 施設名称
- オハイ、奥地(おこち)の滝、九木神社
- 住所
- 三重県尾鷲市九鬼町
- 電話番号
- 0597-89-6172(一般社団法人東紀州地域振興公社/8:30〜17:15/土日祝・年末年始休)
- アクセス
- JR紀勢本線「九鬼駅」下車
- 公式サイト
- 公式サイト
- 備考
- 公共交通機関を使ってお越しください