西山浄土宗総本山光明寺の末寺で、清水寺を開けた延鎮僧都を開祖とします。 伽藍は山の斜面に造られており、奥ノ院と本堂は美しい庭園のある長い回廊で結ばれています。
平安時代の創建より1200年に渡り眼病平癒の祈願所として、眼病に悩む人々に信仰されてきました。庫裏の奥から湧き出る弘法大師ゆかりの「霊水独鈷水」は、昔皇室にも献上され、その不思議な力で古来眼病に悩む方々を癒やし、現在も多くの参拝者が訪れています。
御本尊の十一面千手千眼観音は、毎月17日のみ拝観することができます。
京都屈指のあじさいの名所であり、紅葉の隠れた名所としても人気ですが、四季折々の季節を彩る五つの「花手水(はなちょうず)」や、季節の花があしらわれた華やかな「押し花朱印」も「柳谷観音楊谷寺」の新たな魅力としてSNSなどで注目を集めています。