仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。 境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。 同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見頃を迎えますが、建物と同様、 当時と同じ姿を現在に伝えています。平成6年には世界遺産に登録されました。
その仁和寺の境内にある宿坊「松林庵」に宿泊することで、一般拝観時間外の夕方から次の日の朝まで仁和寺を一晩貸切にする贅沢な体験を味わうことができます。
宿泊は1泊5人までの1組限定で食事代別で100万円。100万円は宿泊費ではなく、世界遺産の境内を貸切状態にして日本文化を深く体験してもらうためのものです。
仁和寺が所有する宝物は約3万点。仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂である金堂も国宝に指定されています。僧侶と共にゆっくりとご覧頂き、歴史を知ることができます。また、儀式や式典に使用される御殿の中心となる建物である宸殿で、仁和寺に伝わる文化を体験すると共に、静かに雅楽や琴の調べを聴きながら、ゆったりとお過ごしください。
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国宝金堂にて朝勤行厳修
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仁和寺名勝御所庭園宸殿にて王朝文化体験(雅楽や琴体験)
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松林庵の内観(古い邸宅の趣を残しつつモダンで快適な空間)