山陰海岸ジオパークに位置する、海辺の絶景イタリアン

岩美町の東浜を目の前に望む、リゾート感あふれる佇まいも魅力的なイタリア料理店「レストラン アルマーレ」。地元の保育園だった建物をリノベーション、地中海をイメージした庭園もあり、のどかな町の風景と相まって、都会の喧騒と離れてのんびりと食事を楽しむことができます。店内の海側・庭側の席はすべて大きなガラス窓で開放感は抜群！ 広いホールにゆったりと空間をあけて配置された36の客席は、どこに座っても海が見えるように配慮されており、非日常感を楽しみながら、景色と料理でリフレッシュすることができますね。

日本一の漁獲量を誇る松葉ガニなど、岩美町で水揚げされる新鮮かつ種類豊富な魚介の数々。こちらで使用される食材は、地元漁港で水揚げされた魚介や地元農家から仕入れた野菜など、岩美町の海山の幸ばかり。なかでも足が早く鮮度が味の決め手となるため、地元でしか食べることができない幻のエビと呼ばれる「もさエビ」をはじめ、全国的にもなかなかお目に掛かる機会が少ない「イガイ」など県外に出回らない珍しい食材も。旬のその時期だからこそ食べられる食材を使った料理は、鳥取県出身で日本人初のイタリアミシュランの星を獲得した徳吉洋二氏が監修。徳吉氏を師事する飯田直史氏がシェフとして腕を振るいます。ランチではパスタコースやメディテラニアンコース、ディナーでは旬の食材を使ったシェフお任せコースなどでいただけます。料理に合わせるワインも、鳥取県産の北条ワインをはじめ多数用意するので、おすすめのものを聞いてみるのもいいですね。また、料理をサーブする器も地元・岩美町のものを使用。見た目にも華やかな一皿に、心も満たされます。

オーシャンビューを楽しみながら、のんびりと過ごすカフェタイムもおすすめです。こちらでは、14時から17時までのカフェメニューも用意。10種類のスイーツを3段のケーキスタンドに載せて提供するアフタヌーンティーセットや季節ごとのドルチェとドリンクがセットになったドルチェセットなど、優雅な午後のひとときにぴったり。店内の大きな窓から穏やかな日本海を眺めつつ、おいしいスイーツに舌鼓はいかがでしょう。

食材や器など、地元のものにこだわる「レストラン アルマーレ」。岩美町は、貴重な地質・地形遺産を有し、世界ジオパークに認定される山陰海岸ジオパークに含まれます。約15kmにわたるリアス式海岸を海上から眺める、浦富海岸の遊覧船はぜひ訪れたい観光地ですね。ほかにも、日本棚田百選にも選定された「横尾棚田」もあり、海と山の美しい景観が楽しめます。「レストラン アルマーレ」で使用される器の窯元めぐりや、温泉地としても知られるので岩美町に宿泊して、のんびりと過ごすのもいいですね。