かつて北海道の昆布を京都・大阪に海路で運送する、北前船の寄港地として栄えた福井県敦賀市。明治期から昭和にかけては東京・大阪とアジア・欧州をつなぐ欧亜国際連絡列車の発着場として多くの人が行き来をした港町です。関西・中京エリアから、ちょっとおでかけに程よい距離。目の前に若狭湾が広がる「地魚の聖地」としても有名で、魚市場で水揚げされる魚介は、種類も量も日本有数! その日水揚げされた新鮮な魚介を、その味も特性も知り尽くした鮮魚問屋直営の「地魚料理 まるさん屋」で召し上がれ!
港町・敦賀の玄関口、敦賀駅前の鮮魚店
JR敦賀駅から徒歩3分の場所に位置する「地魚料理 まるさん屋」。鮮魚問屋直営で、若狭湾の旬の魚介をリーズナブルな価格で提供する人気店です。テーブル席や座敷、掘りごたつ、カウンターに宴会場、個室仕様の席まで最大100名収容できる広々とした店内は、客席のバリエーションも豊富! シーンに応じて対応してもらえるのも安心です。魚介をはじめとする素材そのものの良さ、旨みを最大限に引き出す料理の数々は、保存料を一切使用しない安心安全なものばかり。若狭湾に春を告げるサヨリ、夏を感じるスズキ、若狭湾を代表する魚で秋が旬のマサバや、冬のお楽しみ若狭ふぐや越前がになど食で季節を味わう旅にはぴったりの一軒です。
訪れるごとに新鮮な驚き! その日に一番おいしい魚介を
古の時代より食の宝庫として名高い若狭エリア。特に若狭湾の海の幸は京の都でも重宝されてきた極上のものばかりです。四季折々の料理は、若狭湾が育んできた魚介たちがたっぷり! 春は山菜と海の幸、鯛、ホタルイカの釜飯などで早春のお料理「春御膳」を。夏は大ぶりな若狭湾の岩がきをお刺身で。秋はキノコ・松茸と脂がのりはじめた秋の魚が盛りだくさんの「秋御膳」。冬は味覚の王者、越前がにと若狭ふぐのコース料理も。季節ごとに人気のメニューをチェックして、訪れる時期を決めてもいいかも。
鮮魚問屋だからこそ! 越前がにもお手頃価格で
福井の海で水揚げされたズワイガニを「越前がに」と呼び、福井県でのズワイガニ漁は日本で最も古くから行われてきたとも言われています。傷みやすいため、長い間地元でしか食べることができなかった越前がには、大正時代頃から輸送技術の向上により、全国でも知られる存在に。その頃から「越前がに」と土地の名前を冠して呼ばれるようになったそう。いまも福井県を代表するブランド海産物であり、冬の味覚の王者として愛されています。敦賀港で水揚げされた越前がにを市場直送で食べられるのが、鮮魚問屋の魅力。サイズによりますが、1尾約1万3000円〜3万5000円(時価)というリーズナブルな価格で、お得感も満点!
歴史とともに味わいたい、郷土料理もチェック!
その土地の風土や文化、歴史が育んだ郷土料理。地元の人に長年愛され続けている郷土料理は、必ず食べておきたいですよね。若狭地方の「鯖のへしこ」は、秋から3月頃に日本海で水揚げされた、脂ののった鯖の内蔵を取り出し、塩・糠・唐辛子で漬け込んだ、免疫力アップが期待できる発酵食品。「地魚料理 まるさん屋」では、鯖のへしこを薄くスライスしてお刺身にしたり、お茶漬けにもぴったりのへしこ焼きなどで食べることができます。「食」を通して土地をより深く知る、なんていうのも文化的! へしこは併設する「まるさん商店」でも販売しているので、おみやげにぜひ。
おみやげは1階の「まるさん商店」で、美味しいをお持ち帰り♪
店内で食べられる料理と同様に、保存料を使用しない体に優しい商品が揃う「まるさん商店」。若狭の名物・特産品がずらりと並びます。人気は江戸時代末期から続く、伝統の味「浜焼さば」。脂ののった鯖がまるごと一本と豪快! ほかにも鯖の旨みとシャリのバランスがたまらない「焼さば寿し」も好評。若狭の美味を持ち帰るなら、こちらもチェック!
基本情報
- 施設名称
- 地魚料理 まるさん屋
- 住所
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〒914-0054
福井県敦賀市白銀町6-41 - 営業時間
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11:00〜23:30(L.O.22:30)、
日曜、祝日、連休最終日は11:00〜22:30(L.O.21:30) - 定休日
- 12月31日、1月1日
- 支払い方法
- AMEX,Dinners,JCB,MasterCard,Visa,電子マネー、QR決済
- 電話
- 0770-22-4708
- アクセス
- JR敦賀駅から徒歩3分
- 公式サイト
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