1350年という歴史を持つ温泉観光地・南紀白浜。温泉だけでなく、白砂が美しいビーチやパンダを間近で見ることができるテーマパーク、全国の新鮮な海の幸が集まる海鮮マーケットなど、国内外問わず訪れる人びとを魅了し続けています。そんな南紀白浜に2019年に新しいカタチの宿泊施設「ブランシェット南紀白浜」がオープン。全室独立棟の隠れ家的空間で、南紀白浜の魅力を思う存分体感しましょう。
別邸のようなプライベート空間を心ゆくまで
青い海、白い砂浜が広がる白良浜から車で約5分、県道33号線に面した場所に佇む「ブランシェット南紀白浜」。名前のブランシェットは、白浜の“白”を表すフランス語「blanc(ブラン)」、“隠れ家”という意味の「cachette(カシェット)」、美食を愉しむのに欠かせない“フォーク”「fourchette(フルシェット)」 という3つの言葉を合わせた造語で、まさにこのホテルにぴったり。白い屋根の建物が並ぶリゾート感あふれる敷地、独立棟にすることで隣室からの伝播音が気にならず、まるで別邸のようにくつろげる客室棟、魚介を中心とした旬素材を取り入れた料理と、どれをとっても上質なひと時を過ごすことができます。
由緒ある名湯、開放感あるテラスを独り占め
白い四角錐と白いタイルが印象的な客室棟は、2人部屋(ツイン)、3人部屋(トリプル) 、和室など3つのタイプを用意。どの客室棟も独立していて、外観の白い四角錐はそのまま内部で吹抜け空間となっているため、圧迫感なくくつろぐことができます。各棟には広いテラスがあるので、テラスでお茶をしながら会話を楽しんだり、白浜の夜空を眺めたりと、誰にも邪魔されないプライベートな時間を満喫することができます。そして「ブランシェット南紀白浜」最大のポイントのひとつが、室内で白浜温泉を楽しめること。白浜温泉は飛鳥・奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られる1350年余りの歴史を持つ由緒ある温泉です。そんな白浜温泉を循環式で全室に設置しているため、部屋にいながら名湯に浸かることができます。さらに浴室とテラスは繋がっているので、半露天風呂のような感覚も味わえるなど、疲れた体をリフレッシュするのにもぴったり!
食材のタイミングを見極めた極上料理
「ブランシェット南紀白浜」の食材へのこだわりは徹底していて、「走り」「盛り」「名残」といわれる3つの時期を大切にしています。「走り」とはその季節に初めて出回る初もの、「盛り」は旬真っ盛りのもの、「名残」はそろそろシーズンが終わるものです。それぞれの旨味を最大限堪能することができるタイミングを見逃さず、季節の味わいを提供しています。実際に使う食材は、鯛やマグロ、ヒオウギ貝など白浜ならではの魚介類をはじめ、希少価値の高い熊野牛や、契約農家から仕入れる有機野菜など、地元のものを中心にセレクト。レストランのライヴダイニングでは、厳選された食材をコック、板前が目の前で調理。臨場感あふれるパフォーマンスとともに、肉や魚の焼ける音、芳しい香り、そして口に入れると広がる食材の旨味など五感を刺激する体感料理を満喫することができます。たくさんの食材を体感してほしいという思いから、一皿の量は少なめ。さまざまな絶品料理が並ぶレストランで、今までには味わったことのない新しい美食に出合えるはず。
絶景、テーマパークなど観光名所も目白押し
美食、名湯、プライベート空間など、ゆるりと流れる上質な時間が過ごせる「ブランシェット南紀白浜」ですが、周辺に観光名所が多いのも嬉しいポイント。車で10分圏内に「白良浜」「円月島」「三段壁」「千畳敷」など自然が生み出した絶景があるほか、パンダをはじめ陸海空さまざまな動物に出合える「アドベンチャーワールド」、西日本最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」など、1日では回りきれないほどのスポットが点在しています。ヴィラタイプならではの非日常な時間を過ごすもよし、観光施設を巡るもよし、嬉しい悩みが絶えない贅沢な旅になること間違いないでしょう。