熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなる熊野三山と天照大御神などを祀る伊勢神宮。この二つの聖地を結ぶ「熊野参詣道 伊勢路」は、古くから人の往来が多く、長い年月をかけて培われた歴史や文化、自然景観が残っています。そんな「熊野参詣道 伊勢路」の熊野三山側に位置する「世界遺産リゾート 熊野倶楽部」では、食事代はもちろん、軽食、ドリンク代がほぼ旅行代金に含まれている美食オールインクルーシブサービスのリゾートステイが体験できます。宿泊するだけで大自然と美食を思う存分満喫できる、ステイケーションにおすすめです。
自然あふれる広大な敷地で贅沢なひと時を
世界遺産を有する熊野エリア。古くから信仰されてきた熊野詣での中心地で、さまざまな歴史、文化が残るほか、海や山など手付かずの大自然に囲まれています。なかでも三重県の南端にある熊野市には、熊野古道のほか、熊野灘が広がる海岸沿いに大小の洞や岩壁がある鬼ヶ城、海に向かって吠える獅子のような型の奇岩・獅子岩など、世界遺産にも登録される景勝地が多く点在。そんな熊野市で贅沢なひと時が味わえるリゾート施設が「世界遺産リゾート 熊野倶楽部」です。広大な敷地内の中には、雄大な自然が広がり、全室スイートの趣の異なる4種の部屋、レストラン・温泉施設をはじめ、和歌山の特産品を取り揃えた紀南幸商店や工芸体験が体験できる匠工房など、敷地内だけでも豊かな時間を過ごすことができます。
昼下がりのアフタヌーンティがお待ちかね
チェックインを済ませて、最初に待ち受けているのは、午後のリラックスタイム。マカロン、焼きたてマフィン、季節野菜のキッシュなどが並び、紅茶やコーヒーとともにアフタヌーンティーを楽しむことができます。熊野の美しい山々を望むことができる開放的な会場で、優雅な旅のはじまりを実感。
上質な空間で、熊野の大自然を独り占め
長時間の滞在を想定し、ゆったりと過ごせるように設計された部屋は全室スイートルーム。「露天風呂付 離れロイヤルスイート 満月庵」「露天風呂付 離れスイート 新月庵」「露天風呂付 スイート 朱雀」「スーペリアスイート 青龍」と4種の趣の異なる部屋が用意されています。熊野杉を使用した広々とした空間の「満月庵」には、露天風呂をはじめ、キッチンが備えられています。また、全客室には貴重な植物由来の原料を使って独自の製法でつくられたL’Occitaneのアメニティがあり、冷蔵庫にはビール、ソフトドリンク、ミネラルウォーターなどフリードリンクも。至れり尽くせりのサービスに満足すること間違いないはず!
モーニングからディナーまで美食三昧の一日
夕食は「料亭 穀雨」で提供され、4種のコースの中から選べます。どのコースも熊野の恵みをふんだんに取り入れた内容で宿泊客を魅了。地酒も多数準備され、なかでも「大吟醸大大古酒 穀雨」(有料)は、昭和63(1988)年に醸造された吟醸酒をじっくりと熟成させた古酒で、世界遺産リゾート熊野倶楽部でしか味わうことができない希少なお酒です。三重の食材と地酒をたっぷり味わいましょう。また、朝食は熊野で採れた魚の干物など熊野の郷土料理を、昼食は「三重県産 伊勢海老イカ墨カレー」などを用意。かつて御食国と称された三重ならではの美食を味わい尽くすことができますね。
復活を遂げた新湯ノ口温泉を心ゆくまで
約700年の歴史を持つ湯の口温泉は、後醍醐天皇時代に発見されたといわれ、湯に入れば持ってきた杖がいらないくらい回復したという逸話が残ることから「杖忘れの湯」と称されています。残念ながら湯の口温泉は昭和初期に枯渇しましたが、新しく源泉が発見され「新湯ノ口温泉」として現代の人びとの心身を癒しています。「世界遺産リゾート 熊野倶楽部」では、「新湯ノ口温泉」に浸かりながら、とびっきりの開放感を味わえる露天風呂「湯浴みぼっこ」を併設。風呂上がりには地元産の牛乳やサイダーを振る舞うサービスも。三重県熊野市の良いところが詰まったリゾート施設で極上の息抜きをしてみてはいかがでしょう。