鳥取県米子市の日本海に面した皆生温泉は、「日本の渚100選」「日本の白砂青松100選」「日本の水浴場88選」など選定される、海辺の温泉地です。そんな皆生温泉の特徴を余すことなく満喫できるのが、「皆生温泉 華水亭」。目の前には海が広がり、窓からは白砂青松の風光明媚な景色を一望。茫洋とした日本海と中国地方最高峰の大山を望む、自然に恵まれた地で喧騒を忘れてリフレッシュしましょう。
ロケーションも素敵な海辺の温泉旅館
今や鳥取県で最も入湯客が多いとされ、全国的にも知られる皆生温泉ですが、全国の有名温泉地と比べるとその歴史は決して古くはありません。温泉が発見されたのは1900年頃。当時皆生の海岸はイワシやアジなどの漁業が盛んでした。漁をしていた地元の漁師が、浜辺で泡が吹き出ているのを偶然見つけたことをきっかけに、海中から湧き出す温泉が発見されたのが、皆生温泉の始まりといわれています。それから100年余りの時を経て、今は旅館や飲食店、足湯などが並ぶ海辺の温泉郷として名を馳せています。立ち並ぶ旅館の中でも優雅な時間を過ごすことができるワンランク上の宿が「皆生温泉 華水亭」。中庭に流れる飛天の滝の音を聞きながら館に入ると日本海を見わたせるロビーがお出迎え。ロビーラウンジでは隣接するメインバー「プラジュ」のドリンクを飲むことができます。まずはゆったりと流れる時間を享受してみてはいかがでしょう。
絶景を望む、趣の異なる6 つの客室
ほぼ全室が海に面している「皆生温泉 華水亭」の客室は全部で6タイプ。広々とした純和風の落ち着いた「和室」、2019年4月にリニューアルオープンした和室にツインベッドを配置した「和モダン」、円型の天井が特徴的で優雅な意匠を持つ「特別室」、ビジネスシーンでも利用できる「洋室」、山側に位置し上階からは大山を望むことができる「大部屋」などシーンによって選べるのがうれしいですね。なかでもおすすめなのは、「露天風呂付き」。自家源泉の湯を引いた専用露天風呂は、外に広がる絶景を独り占めできるプライベート空間で、大浴場とは違う趣を感じることができます。
ここでしか味わえない貴重な自家源泉
皆生の魅力は何といっても温泉。鳥取県一の湧出量を誇り、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。海から湧き出る温泉というだけあって、塩分濃度が濃く、保温力が高いのが特徴です。主な効能は神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病などで、美肌効果に優れているともいわれ注目を集めています。「皆生温泉 華水亭」では、皆生グランドホテル天水とともに自家源泉を独自に掘り出した、より希少性の高い温泉「宝生の泉」に入ることができます。美容と健康に効果があるとされ、女性からの人気も絶大! 海に面した露天風呂や、木々に囲まれた内湯などで楽しみましょう。
海と山の幸を余すことなくいただく
日本有数の漁獲量を誇る境港と秀峰大山が近く、海と山の幸に恵まれた皆生ならではの料理を堪能できるのも「皆生温泉 華水亭」の魅力のひとつ。使用する食材は、やわらかくて口溶けがいい「鳥取和牛」、大山のきれいな空気のなか、好環境で育った「大山どり」、鳥取県産の米「きぬむすめ」、鳥取を代表する冬の味覚松葉カニ、甘みがあり刺身にぴったりな白イカなど、数え上げればきりがないほど。その食材を経験豊富な料理人が旬の時期を見定めて厳選し、腕をふるいます。見た目にもこだわった絶品ぞろいの会席料理を満足いくまで味わいましょう。
美しい自然風景やアクティビティも多彩
皆生温泉の楽しみ方はまだまだ豊富。白砂青松の海岸をはじめ、春は皆生温泉「桜園」で桜を観賞、日が落ちる夕暮れ時には美しい夕日を眺めるなど自然風景を求め散策するのもいいでしょう。「皆生温泉 華水亭」の目の前には海水浴場があるため、夏は海水浴を楽しめるほか、大山まで足を運ぶとハイキングやダウンヒルなど本格的なアクティビティも多彩。さらに、皆生温泉から境港までの海沿いをつなぐ白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコースが2021年3月22日に全線開通され、ますます魅力が増す皆生温泉に注目です。