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旧九鬼家住宅は、明治初期(明治9年ごろ)に建てられた全国でも数少ない擬洋風建築の建物で、平成10年4月7日に兵庫県指定重要有形文化財に指定されました。
擬洋風建築とは、当時の大工さん達が、洋風建築を取り入れて造った洋風と和風が混在した建物のことです。この住宅は、三田藩家老職を代々勤めた九鬼家の住宅として建てられました。
明治の初め頃の建物は、設計者等が不明な例も多いのですが、旧九鬼家住宅の設計は、当主であった隆範が自ら行い、その設計図面も残っていました。また、鉄道技師であった隆範が蓄積した鉄道関係図面やその他関連資料等、歴史的にも極めて重要な資料も見つかりました。
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