旧栖原家住宅
湯浅の醤油醸造について学ぶ
旧栖原家住宅は、かつて「フジイチ」という屋号で醤油醸造が営まれていた建物です。フジイチは、明治7年(1874)に湯浅屈指の醸造家、山形屋久保瀬七によって建てられました。主屋の背面には、麹室や仕込蔵などが立ち並び、瓶(樽)詰め作業を行うツメバと呼ばれる空間が主屋の中に取り込まれるなど、効率を考えて造られた優れた醸造施設でした。明治39年(1906)、初代栖原秋松が久保家よりフジイチを譲り受け、以降廃業する昭和57年(1982)まで、醤油醸造が営まれました。その後、湯浅町によって建物の保存修理が行われ、醤油醸造の歴史を学ぶことができる施設として一般公開されました。
旧栖原家住宅は、醸造町である湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区内に位置し、和歌山県指定文化財となっています。現地では、湯浅の伝統的な建物の特徴がよくあらわれているその建造物の内部まで見学することができます。
- 関西文化の日 開催期間 : 2024年11月16日(土)・ 11月17日(日)
- 無料となる展示内容 : 全ての展示
基本情報
- 住所
- 〒643-0004 和歌山県湯浅町湯浅557
- TEL
- 0737-20-9012
- 最寄り駅
- 阪和自動車道有田(IC)より車で約5分
- 開館時間
- 09:30 ~ 16:30
- 夜間開館
- 無
- 入場料
-
通常時: 無料
特別展示料: 無料 - 休館日
-
水曜日
水曜日が祝日の場合は翌日休館
年末年始休館(12月29日~1月3日)
アクセスマップ
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