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神戸を世界に繋ぐ神戸華僑 その150年の足跡
神戸港の開港(1868年)とともに居留地には欧米人が商館を開きました。彼等とともに長崎や上海、香港などから神戸にやってきた中国人も、居留地の周辺に店舗を構え、華僑として中国人街を形成していきました。それがいまの南京町です。
華僑は、国際貿易港として必要な機能を、上海や香港で培った経験をもとに、神戸でも展開していきました。貿易商、理髪店、飲食店、洋服仕立て業、洋家具製造などのほか、船会社の代理店、為替仲買業など貿易実務の担い手でもありました。実は、国際貿易都市・神戸の発展に大きな役割を果したのは華僑だったのです。
この博物館は、神戸華僑の生活と活動について、美術品から生活用具まで貴重な文物、文献、資料を展示しています。中国人と日本人との交流の足跡をたどり、一般にあまり知られていない華僑の世界を垣間見ることができます。
神戸華僑歴史博物館は、1979年10月、神戸中華総商会ビル(KCCビル)が落成したときと同時に開館しました。神戸の華僑が自ら運営にあたる、世界的にも珍しい博物館です。
神戸を世界に繋ぐ神戸華僑 その150年の足跡
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