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弥兵衛焼・玉水焼の歴代作品四百点を収蔵する美術館
当館は、長次郎焼(二代)、宗味焼(一代)、吉左衛門焼(二代)、その脇窯の弥兵衛焼(三代)・玉水焼(六代)の歴代作品四百点を収蔵する美術館です。二〇二一(令和三)年、弥兵衛焼の祖・楽 一元(享保七年没)の三百年遠忌、玉水焼研究家・保田憲司の五十回忌に合わせてオープンしました。
弥兵衛焼・玉水焼の系譜は、樂吉左衞門家四代・一入の庶子である楽一元(弥兵衛)から始まります。一元は京の町で楽焼を大量に製作し、その作品は当時の表千家・覚々斎や裏千家・六閑斎に、また後には、最々斎(竺叟)や一燈(又玄斎)、武者小路千家・直斎などに愛好されます。弥兵衛焼はその後、一元の二人の息子に受け継がれ、さらにその弟子が、山城国南部の玉水の地で継承し、「玉水焼」と呼ばれるようになります。
展示室2階
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