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まちのこどもらのための学問所 申義堂
申義堂は、今から約200年前の江戸時代、高砂北本町に、庶民の教育の場として創設された学問所です。
現在は、高砂町横町に江戸時代の姿で復元された状態で建っています。
申義堂の建築
構造は、木造平屋建、3間×3.5間、寄棟造、本瓦葺きです。間取りは、20畳の座敷1室、奥の間3間、正面縁側の、簡素な構成です。正面玄関屋根には、飾瓦露盤が葺かれています。
平成23年12月に高砂市指定文化財に指定されました。
申義堂の教育
申義堂では、こどもたちが、中国の古典などを教材に、まちの大人たちに教わっていました。
毎日、早朝から正午まで、元旦五節句と毎月5・15・25日の休み以外は、授業が行われていました。
申義堂のゆかりの人物たち
申義堂教授として、高砂出身の菅野松塢、三浦松石、美濃部秀芳らが、こどもたちに教えていました。
美濃部秀芳は町医者で、憲法学者の美濃部達吉の実父です。
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