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昭和5年に建てられた市指定有形文化財の旧米子市庁舎を活用
長い間米子市役所として市民に親しまれてきた赤レンガ色のモダンな洋館は、昭和5年(1930)に建築。鉄筋コンクリート3階建てで、規模も大きく、タイル張りの建物は遠くからでも目を引くほどで、建築当時としては山陰随一です。
設計者は、早稲田大に建築科を創設し、国の重要文化財となっている大隈記念講堂も手掛けたことで知られる、建築家で工学博士の佐藤功一氏らです。
建物は地盤が軟らかいのを考慮して、地震に強い近世欧米式「鍵の手造り」で施工され、工費は21万5千円、当時の市の予算に匹敵する資金が投入されました。昭和52年(1977年)市の有形文化財に指定されました。
現在では「山陰歴史館」として、米子の民俗資料や米子城の資料などを展示しています。
・関西文化の日 開催期間:2024年11月16日(土)~11月17日(日)
・無料となる展示内容:企画展
・無料となる展示内容の注記:
企画展
令和6年度米子市立陰歴史館企画展
「いつもはしまってある民具展2024年ー民具でたどる郷土のくらしー」を観覧料(一般:300円)無料とします。
・会場:米子市立陰歴史館第1展示室【会期:令和6年10月27日(日)~令和7年1月13日(月・祝)】
山陰歴史館外観写真
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