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甦る弥生の国邑
" 国史跡妻木晩田遺跡は、中国地方の最高峰「大山」の麓で発見された弥生時代の村の跡です。日本海の雄大な景色を望む丘の上には、昔の人々の暮らしの跡がたくさん残されていました。
1700~2000年ほど前、この村にはたくさんの人が暮らしていました。村の面積は約170ha、東京ドーム30個分以上の広さがあります。また、これまでに発掘された建物跡の数は900棟以上にのぼり、全国屈指の大きな村だったことが分かります。
中国の歴史書「魏志」倭人伝によると、この頃の日本には、いくつもの「国」が存在していたといいます。妻木晩田遺跡は、大山の麓にあった「国」の中心的な村だったと考えられます。
現在、妻木晩田遺跡は鳥取県立むきばんだ史跡公園として公開しており、当時の村の風景を感じていただけるように建物を復元し、森を整備しています。また、ガイダンス施設「弥生の館 むきばんだ」では、村の成り立ちや当時の生活の様子の展示やさまざまな弥生体験を楽しめます。
みなさんも、むきばんだ史跡公園で、弥生時代を体感してみませんか。"
むきばんだ史跡公園の風景(復元された弥生のムラ)
展示室の窓から見える桜(春)
雪積もる弥生のムラ(冬)
高床倉庫からのぞく子ども(弥生のムラ)
展示室見学風景
勾玉づくり体験
火おこし体験
むきばんだ史跡公園から見る絶景(洞ノ原墳丘墓群)
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