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世界に誇る日本の宝、6万枚の息吹
1669年当時、日本にはまだ印刷技術が確立されていなかったため、
仏教を学ぶためには、お経の本を筆写しなければなりませんでした。
そこで鉄眼禅師は、仏教に関する経典の全てを印刷することが出来れば、
世の中に仏の教えをたくさん広めることが出来るとお考えになられ、
木版印刷の開版を志されました。
そして、足掛け17年の地道な募財活動の末、全巻6,956巻、約6万枚の版木の開版に成功されました。
この版木は、明朝体と原稿用紙のルーツであり、当収蔵庫内にて現在もこの版木を用いて、熟練の刷り師による手刷り印刷が行われています。
タイミングにより、熟練の刷り師の技を間近で見学することも出来ます。
鉄眼版一切経版木
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