最終更新
・関西文化の日 開催期間:
・無料となる展示内容:
・無料となる展示内容の注記:
語りつごう、今と昔の暮らし
旧植田家住宅は、旧大和川主流である長瀬川左岸にあり、宝永元年(1704)の大和川付替えによって開発された「安中新田」の会所(屋敷)の地を継承したものです。
建造物としては、主屋、道路に面し周囲を区切る表門とその右脇の土蔵1、主屋と接続する土蔵2、控舎(番部屋)などがあります。
会所の建物は、大和川付替えによる新田開発以降の建造物となり、主屋と土蔵1は江戸時代後期のもので、主屋の土間部分は会所当時の姿を留めている可能性があります。 また、表門と控舎は明治中期、土蔵2は大正後期の建築と考えられます。
かつて大阪府下にあった新田会所の多くは失われており、会所の建物と地を継承した旧植田家住宅は、江戸時代の集落の成立とともに高く評価され、現在の歴史景観からみても貴重な建造物といえます。
旧植田家住宅・外観
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