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難攻不落の国吉城と城下町佐柿の歴史をご紹介します!
国吉城は、弘治2年(1556)、若狭国守護大名武田氏の家臣である粟屋越中守勝久が、三方郡佐柿の城山に築きました。永禄6年(1563)、越前朝倉氏の軍勢が攻め寄せましたが、見事撃退し、以後10年に渡って守りました。元亀元年(1570)には、織田信長の軍勢が入城し、越前攻めの拠点になりました。
城下町佐柿は、天正11年(1583)に国吉城主となった豊臣秀吉の家臣、木村常陸介定光が町の整備に着手し、天正14年(1586)に開きました。江戸時代には、佐柿町奉行所が置かれ、城下町佐柿は、丹後街道の宿場町として繁栄しました。幕末には、水戸浪士の一部が准藩士屋敷に収容されました。
資料館は、旧佐柿町奉行所跡地に建ち、木造棟の旧田辺半太夫家住宅は、国登録有形文化財です。その座敷部は、旧佐柿町奉行所書院を明治時代に移築した建築です。
常設展示室では、◇国吉城の時代~難攻不落の堅城~、◇佐柿の繁栄~太平の時代~、◇郷土の歴史と共に~歴史と自然があふれる町~という3つのコーナーで、国吉城址と城下町佐柿の450年に及ぶ歴史を紹介しています。
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