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越前市の歴史文化をご紹介する施設です!
武生公会堂記念館の前身「武生町公会堂」は、昭和天皇の御大典記念事業として昭和4年に建設されました。当時はまだ珍しかったコンクリート造り一部4階建てのモダンな建物は、またたくまに武生のランドマークとなり、町民の文化活動の中心施設として大いに利用されました。また、昭和8年から昭和30年までは、町役場(のちに市役所)や議場としても使用されるなど、行政の中枢でもありました。昭和25年には6階増築により、消防監視所としても使用されました。
平成2年、建物の老朽化に伴い集合施設としての使用が停止され、取り壊しも検討されました。しかし、多くの市民の要望から建物は保存され、平成7年に「武生市公会堂記念館」として生まれ変わりました。
平成17年に昭和初期の面影を残す建物として、国の登録有形文化財に登録され、平成20年3月に福井県教育委員会の博物館原簿に登録され、現在に至ります。
現在は、展示による越前市の歴史文化の紹介や、考古・歴史・民俗など歴史・文化資料の収集保存活動を行っています。また、まちなかのにぎわい創出の拠点として、越前市内外の人々が集い、学び、楽しめる場でありたいと願っています。
武生公会堂記念館では、1月31日(金)~3月9日(日)まで、紫式部・源氏物語関連企画展(3)「源氏絵と浮世絵」展を開催します。
武生公会堂記念館の外観写真です
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