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国の重要文化財にも指定される今も現役の公立図書館
中之島図書館の本館(中央部分)は、明治37年に第15代住友吉左衛門氏の寄付によってつくられた。
設計は住友家の建築技師長であった野口孫市氏により、日高胖氏が技師として参加した。外観はルネッサンス様式を、内部空間はバロック様式を基本としながら、優れたデザイン力による格調の高い建築である。コリント式円柱に支えられる正面はギリシア神殿を、ドーム状の中央ホールは教会を思わせる造りとなっている。
コリント式円柱に支えられる正面はギリシア神殿を、ドーム状の中央ホールは教会を思わせる造りとなっている。
大正11年に住友家の寄付により日高胖氏の設計で左右の両翼が増築され、ほぼ現在の建物が完成した。昭和49年には本館及び左右両翼の2棟が国の重要文化財に指定されている。
大阪、古典籍およびビジネス関係資料を提供する図書館として、ビジネス関係の図書・雑誌を提供し、ビジネスに関するレファレンス(調査相談)をお受けします。また、文学・歴史・政治・経済など、大阪に関するあらゆる分野の本を集め、保存しています。調査・相談に応じます。
・関西文化の日 開催期間:2024年11月※休館日:日・祝
※月~金:9:00~20:00 土:9:00~17:00
・無料となる展示内容: 企画展・通常も無料・中央ホール記念室※休館日も中央ホールは観覧可能です
明治37年第15代住友吉左衛門氏の寄付により、野口孫市氏の設計で造られた。ギリシャ・ローマ神殿建築様式を踏襲している。
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