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福沢諭吉・橋本左内らが学んだ現存唯一の蘭学塾
適塾は現存する我が国唯一の蘭学塾の遺構であり、江戸末期の大阪の船場町屋の遺構としても貴重なもので、昭和15年に大阪府の史跡、翌16年に国の史跡に、そして昭和39年には国の重要文化財に指定されました。適塾の塾主である緒方洪庵(1810~1863年)は、当代きっての蘭方の医者、学者であり、教育者でもありました。
適塾は全国から駆け付けた塾生にあふれ、談論風発の気風はその後の明治維新の激動の中、日本の近代化に大きく貢献した多くの人材を輩出しています。塾生には福沢諭吉、大鳥圭介、橋本左内、大村益次郎、長与専斎、佐野常民、高松凌雲などがいました。
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