最終更新
豪壮な銅板葺看板の揚がる町家で、懐かしい薬看板に出会える館
宇陀市歴史文化館「薬の館」は、江戸時代末期の細川家住宅を修復し、平成6年に開館しました。細川家は、文化3年(1806)に薬商を営み、天保7年(1836)には人参五臓圓・天寿丸という腹薬を販売しました。当館正面に揚がる看板は当時の繁栄を今に伝えています。細川家二代目「治助」の二女「満津」の長男「友吉」は、明治15年(1882)藤沢家の養子となり、藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬株式会社)を創設しました。当館では大宇陀地域に残る薬関係の資料を中心に細川家関係の資料も併せて展示しています。
宇陀市歴史文化館「薬の館」正面外観
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