栗東歴史民俗博物館

栗東歴史民俗博物館

幅広い分野から、栗東の歴史と文化を紹介

 名神高速道路栗東インターチェンジのすぐ南方にあり、平成2年(1990)にオープンした博物館。栗東市立図書館や栗東自然観察の森など、栗東市の文化施設が集まる一帯に立地してます。
 エントランスホール正面には狛坂磨崖仏(複製品)をシンボルとして展示しています。栗東市南部の金勝山中にある実物と同じ大きさの巨大な石仏が、来館者の皆様をお出迎えします。
 展示室は2つあり、第1展示室の通史展示「栗東の歴史と民俗」では、縄文時代から近代に至るまでの栗東のあゆみと、民俗行事を紹介しています。一方の第2展示室では、年間数本、テーマをしぼった展覧会を開催しています。シンボル展示に代表されるような仏教文化や神道美術のほか、古代の栗東のすがたを明らかにする考古資料、東海道・中山道といった街道沿いに花開いた文化や、辻村鋳物師の作品など、幅広い分野から栗東の歴史を感じることができる博物館です。
 また、敷地内の移築民家旧中島家住宅(国の登録有形文化財)では、かまどでの炊飯体験などの様々な事業を通じて、歴史や昔のくらしを体験的に学ぶ機会を提供しています。

収蔵品展「山水画の世界―岡笠山と横井金谷―」

 中国で発達した絵画のジャンルである「山水画」は、山や渓谷、水や河川といった自然を題材としつつ、現実の景色を描く風景画の枠に止まることなく、大自然との調和の中に、現実の世界を超越した理想郷を描くものでした。山水をテーマとしつつ、画家たちの心象風景が描き出された作品ということもできるでしょう。
 この収蔵品展では、江戸時代後期の栗太郡で生まれ、活動した画人・岡笠山(生没年未詳、栗東市岡)と横井金谷(1761~1832、草津市下笠町)が描いた山水画を中心に紹介します。
 かつてこの地で生まれ育ち、活動した画人たちが、山水というテーマに込めたさまざまな想いを感じ取っていただければ幸いです。

【関連企画】
  展示解説会:12月15日(日曜日)、1月13日(成人の日)、1月26日(日曜日)、2月11日(建国記念の日)、2月24日(月曜日・振替休日) いずれも14時から ※参加費無料、申込不要

会期中の休館日:月曜日(祝日・振替休日と重なる場合は開館)、年末年始(12月28日土曜日から1月4日土曜日まで)、1月14日(火曜日)、2月12日(水曜日)

※会期中に一部展示替えを行います。前期…1月13日(成人の日)まで。 後期…1月15日(水曜日)から。詳しくは栗東歴史民俗博物館ホームページに掲出している出品資料目録をご覧下さい。

https://www.city.ritto.lg.jp/hakubutsukan/

収蔵品展「山水画の世界―岡笠山と横井金谷―」

写真

栗東歴史民俗博物館

栗東歴史民俗博物館

基本情報

住所
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
TEL
077-554-2733
FAX
077-554-2755
最寄り駅
JR琵琶湖線「草津」駅より帝産バスで図書館・博物館前下車すぐ
URL
URL
E-MAIL
hakubutsukan@city.ritto.lg.jp
開館時間
09:30 ~ 17:00 (最終入館時間 16:30)
夜間開館
入場料
通常時: 無料
特別展示料: 有料
入館料は無料です。
特別展開催時には、別途観覧料を設定する場合がありますが、令和5年度については観覧料を設定する展覧会の開催予定はありません。
休館日
月曜日(祝日・振替休日を除く)、祝日・振替休日の翌日(土・日・祝日を除く)、
年末年始(12/28~1/4)、展示替のための臨時休館
ユニバーサル設備
車いす使用者等用駐車場、車いす使用者対応トイレ、車いす貸出、ベビーカー貸出、申し出による授乳室

アクセスマップ

周辺情報

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