大和文華館
東洋古美術と四季折々の花を楽しめる美術館
大和文華館は奈良市学園前の閑静な住宅街に位置する美術館です。開館は1960年で、国宝4件、重要文化財31件を含む、日本・中国・朝鮮などの美術品およそ2000件を所蔵しています。
本館は、桃山時代の城郭をイメージさせる海鼠壁(なまこかべ)が特徴で、高名な建築家・吉田五十八氏が設計しました。2010年には開館50周年を迎え、建築意匠や当館設立時のコンセプトを守りながら、より快適な鑑賞空間となるようリニューアルを行いました。また本館を取り囲む「文華苑」と呼ばれるお庭では、梅や桜、ササユリなど四季折々の花を楽しむことができます。
特別展 呉春-画を究め、芸に遊ぶ-
会期:2024年10月19日(土)~11月24日(日)
江戸時代から抜群の人気を誇り、風流人としても名の知れた絵師・呉春。江戸絵画の一つの頂点ともいえる筆墨の技と、洗練の美をご堪能ください。
【列品解説】毎週土曜日午後2時から展示場にて開催。
【講演イベント】
※今展観の講演イベントの定員を100名(先着順)とさせて頂きます。
※③のみ事前申込制。
①10/25(日)午後2時~講堂
講演会「呉春の表現の源流を求めて―蕪村、群禽、白梅図屛風―」
講師:成城大学准教授 安永 拓世氏
②10/27(日)午後2時~講堂
日曜美術講座「呉春と遊んだ人々―出陳作品から見る交友―」
講師:当館学芸部員 仁方越 洪輝
③11/10(日)午後2時~講堂
特別公演「素謡『太施太子』~呉春も聴いた⁉幻の謡曲がここに復活!!~」
観世流能楽師/林喜右衛門家十四世当主 林 宗一郎氏
※事前申込制(10/25(金)締切)詳しくは当館ホームページをご覧下さい。
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/pdf/event241101.pdf
④11/24(日)午後2時~講堂
講座美術の窓 連続講座「摺物 特注版画の魅力」
第3回「国貞・国芳・広重と歌川派の摺物」
講師:当館館長 浅野 秀剛
【無料招待デー 10月31日(木)】
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基本情報
- 住所
- 〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
- TEL
- 0742-45-0544
- FAX
- 0742-49-2929
- 最寄り駅
- 近鉄奈良線「学園前」駅より徒歩 約7分
- 開館時間
- 10:00 ~ 17:00 (最終入館時間 16:30)
- 夜間開館
- 無
- 入場料
-
通常時: 有料
特別展示料: 有料
〈平常展・特別企画展〉
一般630円、高校・大学生420円、小学・中学生無料
〈特別展〉
一般950円、高校・大学生730円、小学・中学生無料
※ 20名以上の団体は相当料金の2割引・1名無料
「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名まで2割引 - 休館日
-
月曜日
・毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館し、次の平日が休館)
・展示替え期間、年末年始 - ユニバーサル設備
- 車いす使用者対応トイレ、スロープ、エレベーター、車いすリフト等、車いす貸出、外国語による案内表示: 英語
- 車いす使用者のためのアクセス経路
- 本館駐車場より正面のスロープにて本館へ上がる