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人に優しい博物館 環境に配慮した博物館、魅せる博物館
造幣博物館は、明治44年(1911年)に火力発電所として建てられた建物で、造幣局構内に残る唯一の明治時代のレンガ造りの西洋風建物です。
昭和44年(1969年)に建物の保存を図り、当局が保管していた貴重な貨幣などを一般公開し、造幣事業を紹介するため当時の外観をそのままに改装し、「造幣博物館」として開館しました。
平成20年(2008年)より「人に優しい博物館、環境に配慮した博物館、魅せる博物館」を目指し、展示や設備に最新の手法を導入し、皆様方により親しんでいただけるよう大改装を行い、平成21年(2009年)4月にリニューアルオープンしました。
また、構内ミントショップにてミュージアムグッズ(絵葉書等)の販売も行っています。
今回は、来年、令和7(2025)年が、太平洋戦争終結から80年を迎えることから、造幣局やその職員が、戦時下における困難な時期をどのように乗り越えたのか、製造した貨幣や記録等を通じて、二期に渡って紹介することとしており、今回はそのⅠ期目となります。
昨年、京都で新たに発見された1銭陶貨も展示します。
〇主な展示内容
・昭和初期の造幣局とニッケル貨幣の製造
造幣局創業六十年記念牌(昭和6年)や10銭・5銭ニッケル貨
・戦時貨幣と陶貨幣
10銭や5銭のアルミや錫貨・1銭錫亜鉛貨、10・5・1銭陶貨、
京都で新たに見つかった1銭陶貨など
・勲章の製造
金鵄勲章など
特別展開催期間中の一部の土曜日・日曜日・祝日に以下のイベントを実施いたします(日によって実施内容は異なります。詳しい予定は造幣局ホームページにてご確認いただけます。)。
① 館内ガイドツアー 各日11時、14時30分 所要時間30分程度
(11月16日、17日、12月14日、15日、1月11日、12日)
造幣博物館の館長や学芸員が館内の展示解説を行います。
② 貨幣などをデザインした缶バッジ製作 各日9時30分から15時30分
(11月16日、17日、12月14日、15日、1月11日、12日)
明治時代の貨幣などをデザインした缶バッジを作ります。缶バッジはお持ち帰りいただけます。
③ クイズラリー 各日9時30分から15時30分
(11月16日、17日、23日、24日、12月14日、15日、1月11日、12日)
館内の展示品に関するクイズ(初級、中級、上級の3種)を出題します。
参加され、アンケートにお答えいただいた方には、カプセルトイマシーンを回していただけます。
レンガ造りの西洋風建物です。
こちらの基本情報は掲載時点のものであり、変更される可能性がございます。
最新の情報は公式サイトにてご確認ください。