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天守風建築として国内最高の高さ。甲冑の常設展示数は北陸随一。
当館は平成4年に開館した天守の形をした登録博物館です。最上層の展望室からは、旧石器時代からの歴史を持つ勝山の風景や、日本ジオパークに登録されている勝山の美しい自然が見渡せます。また、国史跡白山平泉寺旧境内を一望できる最上のスポットとなっています。
館内では北陸随一の規模を誇る甲冑の常設展示のほか、清代中国刺繍コレクションを常設で見ることができます。川中島合戦図、賤ヶ岳合戦図をはじめとする近世絵画や、鎌倉時代以降の刀剣類、江戸時代の染織品、豪華な漆工品など多彩なコレクションを誇る一方、勝山出身で日展や毎日書道展でも活躍した書家西脇呉石が収集した書画作品なども収蔵・展示しています。 勝山は小笠原藩時代の遺構がほとんど失われてしまっており、本来の勝山城の跡地には現在当時を偲ぶことのできる場所はほとんどありません。勝山藩の勝山城に天守はありませんでしたが、当館はあえて目立つ形に建てられることで、この勝山にかつて一つの藩があったことを県外からお越しの方にも一目で感じていただけるシンボルとしても機能しています。
現在当館は、総合的な歴史展示施設を持たない勝山市と連携を結び、共同で特別展覧会や各種イベントを開催するなど、勝山市の文化教育事業に貢献しています。
外観
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