最終更新
松茂町の歴史・民俗と人形浄瑠璃芝居をテーマとする資料館
当館では、「松茂町にゆかりのあるもの」を中心にした調査研究・資料収集・展示公開・教育普及を行っています。小さな町に根付いた生涯学習施設として、また全国へ情報を発信する文化施設として、町はもとより徳島県の名所となっています。
当館の展示には、ふたつのテーマがあります。ひとつは、徳島県の民衆がこよなく愛した伝統芸能「阿波人形浄瑠璃芝居」です。町内在住であった故・中西仁智雄氏から松茂町へ寄贈された人形浄瑠璃芝居に関するコレクション(人形頭・浄瑠璃本・錦絵等)などを展示しています。もうひとつは、「水とたたかう松茂の人々」です。「水」をキーワードに、先人達の暮らしの中にあった「喜怒哀楽」を表現し、古文書や民具を中心に展示し、松茂町の歴史・民俗に関して学べる内容となっています。中でも、江戸時代に建てられた古民家を移築・復元した展示では、子どもたちは昔の暮らしを体験でき、高齢者は当時を懐かしむことができます。
また、阿波人形浄瑠璃の魅力を発信するため、人形浄瑠璃芝居専用の屋外舞台を設置しています。毎月第3土曜日には、地元松茂で活躍する阿波人形浄瑠璃「ふれあい座」が演じる、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を鑑賞できます。
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