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卑弥呼と出会う博物館
弥生文化全般に関する資料や情報を収集・保存・展示する大阪府立弥生文化博物館。「目で見る弥生文化」をテーマとする第一展示室では、実物大の竪穴住居や全国を代表する弥生時代のマップを展示する導入ゾーンを通り、「米つくりの始まり」、「新しい技術の誕生」、「ムラ・戦い・クニ」、「弥生人」、「交流」、「死とまつり」という6つの構成で「日本文化の源流」である弥生時代の文化を広く知ることができる。
また、「卑弥呼と出会う博物館」として、展示室の中央には邪馬台国の女王・卑弥呼にまつわるシンボルゾーンが設けられている。
第二展示室「池上曽根ワールド」では、日本屈指の弥生時代遺跡である国指定史跡・池上曽根遺跡に隣接する博物館として、この遺跡の紹介を行っている。神殿ともいわれる大型建物の実物柱、超大型のくりぬき井戸(レプリカ)などが展示され、拠点集落の当時の姿が理解できる。
特別展示室では、季節ごとにさまざまな観点から弥生時代の歴史や文化等を紹介する特別展・企画展を開催。屋外体験ゾーンでは、竪穴住居の発掘と復元の体験ができる。
地元の遺跡にとどまらず、弥生文化全般に広く親しみ、学習するための全国で唯一の専門博物館だ。なお博物館の北に位置する史跡池上曽根遺跡公園には大型建物などが復元されており、弥生時代のものづくりを体験することが可能な池上曽根弥生学習館も整備されている。
大阪府立弥生文化博物館
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