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「知の巨人」南方熊楠翁の偉大な業績を展示・紹介しています。
南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学の巨星。植物学・菌類学者としてのみならず、民俗学の創始者、19才から14年間アメリカ、イギリスなどへ海外遊学、10数ヶ国語を自由に使いこなし、国内外に多くの論文を発表し、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせました。天文学、鉱物学、宗教学などにも多くの足跡をのこしています。
当館は、彼の遺族から資料の寄贈を受け、偉大な業績と遺徳をしのびその文献、標本類、遺品等を永久保存し、一般に公開するとともに博物学の巨星を後世に伝え、学術振興と文化の進展を目的として昭和40年4月に開館し、南方熊楠翁生誕150年の記念年である平成29年3月に新館がオープンしました。
館内は南方熊楠翁の生涯を5つのコーナーにわけて、遺品、遺稿等800点を展示し、さらに映像を活用し一層わかりやすく翁の業績を紹介しています。 また周辺は吉野熊野国立公園に指定され、亜熱帯性の植物が広がり、展望台、遊歩道も整備され「フィールドミュージアム番所山」として親しまれています。
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