最終更新
雄大な太平洋と波静かな英虞湾にいだかれる大王町。荒々しい岩礁や夕日に染まる入江など変化に富んだ海岸や白亜の大王埼灯台、石工が積んだ石段の街並み、そこで暮らす人々の姿が、絵を愛する人たちの創作意欲をかきたてます。
古くは大正の頃、新しい表現を試みる青年画家たちが訪れ、やがて若い画学生たちの合宿地にもなりました。町の人たちは彼らを温かく迎え入れ、絵かきの町として全国に知られてまいりました。
志摩市(志摩町片田)出身の洋画家・平賀亀祐は、世界最古の伝統をもつ国際展(ル・サロン)で日本人初の金賞を受賞し、アカデミックといわれるほどに画題を忠実に追求しようというその画風で高い評価を受けました。当美術ギャラリーではその功績を称え、絵画や生前使用していた愛用品などを展示しております。
志摩市にゆかりのある作家の企画展など、年間を通して展覧会を開催しています。
また、市民ギャラリーとして地域で制作活動している個人・団体等の発表の場としても提供しています。
平成10年度~28年度に開催された「絵かきの町・大王写真コンテスト」の第1~5回の金賞・銀賞・銅賞ほかの入選作品を展示します。また、今秋開催される「第44回全国豊かな海づくり大会 ~美し国みえ大会~」を記念し、展示コーナを設置します。
お宝映像として昭和59年に浜島町(旧三重県志摩郡浜島町)で開催された第4回大会の記録映像をシリーズで上映します。
4月4日(金曜日)~5月12日(月曜日)
9:00~17:00(入館は16:30まで) 最終日は、16:00閉館
休館日 火・水曜日(祝日の場合は開館)
観 覧 無料
※荒天時等、臨時休館となる場合がございます。
大王美術ギャラリーの外観。1Fは志摩市役所大王支所。2・3Fが大王美術ギャラリーです。右側がギャラリーの入口です。
3F 平賀亀祐記念館
2F 展示室
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最新の情報は公式サイトにてご確認ください。