エリアを選ぶ
航空券を探す
ホテルを探す
為替を調べる
天気を見る
大阪市
+12
°
C
最高:+15
最低:+4
熊野古道なかへち美術館

熊野古道なかへち美術館

最終更新

世界遺産の熊野古道のそばの美術館で歴史と文化も感じられます

熊野古道なかへち美術館は、現在国際的に活躍する建築ユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館で、1998年に開館しました。野長瀬晩花や渡瀬凌雲など、地元ゆかりの作家の作品を展示するほか、現代の表現も紹介しています。

田辺市20周年記念特別展   河野愛 灯台へ、

会期   2025年4月12日(土)~2025年6月8日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日  毎週月曜日(ただし5月5日は開館)
     4月30日(水)・5月7日(水)
観覧料  600円(学生及び18歳未満の方は無料)
主催   田辺市立美術館

布、陶やガラス、収集した骨董、写真などを複合的に用いながら、場所や人の記憶、時間をテーマにしたインスタレーションを発表し続けている河野愛(1980~ )の近作を紹介します。
河野は2007年に京都市立芸術大学大学院美術研究科染織専攻を修了し、近年は、「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館/2021)、紀南アートウィーク(同実行委員会、和歌山県/2021)、なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」(和歌山県立近代美術館/2024)などで作品を発表しています。
今回は、灯台を記憶や時間の標識として河野の作品を象徴的に表す言葉とし、展覧会のタイトルを「灯台へ、」としています。田辺市立美術館と熊野古道なかへち美術館、二つの美術館を会場にして開催します。
田辺市立美術館では、河野の祖父母が営んでいた白浜のホテルのネオンサインの一部を用いた〈I〉シリーズのインスタレーションや映像作品を展示します。〈I〉シリーズは、ある展示では海辺の桟橋の突端にネオンサイン〈I〉を置き、また別の展示では高く積み上げるなど、形を変えて展開してきました。
熊野古道なかへち美術館では、異物や異者を示す古語から名づけられた〈こともの〉シリーズを展示します。自身の体内から生まれ出た存在でありながら、異者のように感じたという幼子の肌のくぼみに真珠を挟み込んだ河野の私的な写真を用いたインスタレーションや、母としての視点を他者と共有したプロジェクトを展示します。
身近な物や者への親密でありながらも距離をもったまなざしは、河野の制作の一つの特徴と言えるでしょう。「灯台へ、」と題した本展覧会で、河野の個人的な記憶や時間だけではない、鑑賞者を含めた他者や土地の記憶とも複層的に繋がる作品群を、体感していただければと思います。

写真

熊野古道なかへち美術館

熊野古道なかへち美術館

基本情報

住所
〒646-0015 和歌山県田辺市中辺路町近露891
TEL
0739-65-0390
FAX
0739-65-0393
最寄り駅
上富田(IC)より車で約40分
JR紀伊田辺駅からバスで約1時間
URL
URL
E-MAIL
nakahechi.bijutsukan@city.tanabe.lg.jp
開館時間
10:00 ~ 17:00 (最終入館時間 16:30)
夜間開館
入場料
通常時: 有料
特別展示料: 有料
・学生及び18歳未満は無料
・65歳以上の方、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方 は半額。
・第一種身体障害者、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方の介護者1名は無料。
※証明できるものをご提示下さい。
休館日
月曜日
月曜日が祝日または振替休日のときはその翌日・祝日の翌日・12月28日~1月4日
※展示替え等のための臨時休館があります。
ユニバーサル設備
スロープ車いす貸出、ベビーカー貸出、申し出による授乳室、筆談対応

こちらの基本情報は掲載時点のものであり、変更される可能性がございます。
最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

アクセスマップ

周辺情報

こちらもチェック