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二千人以上の白装束上り子が松明を手に急坂を駆け下りる火祭り
熊野三山の一つ熊野速玉大社の摂社・神倉神社の例祭で古代以来の熊野山伏の伝統をもちます。白装束に荒縄を締め、御神火を移した松明をもって、神倉山の山頂から急な石段を かけおりる男の火まつり。このまつりは火の洗礼を受けるものとして始められたもので、炎の奔流は闇に火の斑を撒いて躍動します。2000人前後の上り子が、白装束に荒縄を胴に巻いたいでたちで、五角錐の松明に御神火を受け、一年の家内安全などを祈願。急峻な538段の石段を駆け下りる奇祭です。
熊野三山;熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社の三社と、那智山青岸渡寺の一寺を「熊野三山」と呼びます。熊野三山は、熊野古道(熊野参詣道)中辺路によって結ばれています。
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