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ハイライトは管絃船の儀で、灯籠の間を巡行
采女祭は春日大社の末社采女神社の例祭です 。約600年間、奈良市の伝統行事として受け継がれてきました。現在は中秋の名月に宵宮祭と本祭が執り行われています。祭りは、宵宮祭・花扇奉納行列・花扇奉納神事・管絃船の儀で、特に管絃船の儀では、夜の灯籠の明かりの中を二隻の管絃船(龍頭・鷁首)が猿沢池を周回するもので、幻想的です。
采女神社;奈良時代に帝の寵愛を受けていたある采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が帝の寵愛が薄れたことを嘆き猿沢池に身を投じたことから、その霊を慰めるために采女神社が建てられたと平安時代中期の歌物語『大和物語』に書かれています。
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