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室津海駅館は、近世から近代にかけて廻船問屋として活躍した豪商「嶋屋」の遺構です。建物は、嶋屋(三木)半四郎が江戸後期に建てたもので、1873(明治6)年に一部増築しています。
切妻平入り本瓦葺き二階建てという室津の町家の特徴をよく残しており、座敷回りの意匠がすぐれているところからたつの市の文化財に指定されています。「魚屋」(室津民俗館)とともに、室津の大規模な町家を代表する数少ない貴重な建物です。
館内では、海の宿駅として栄えた室津の歴史を、「廻船」「参勤交代」「江戸参府」「朝鮮通信使」の四つのテーマで紹介しています。
1階には喫茶コーナー、売店があります。
■入館料 高校生以上200円/小・中学生100円
■アクセス 山陽電鉄「山陽網干駅」下車、神姫バス「大浦」行きに乗車、「室津」下車、
室津海駅館まで徒歩5分
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