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室津民俗館は、屋号を「魚屋」といい、江戸時代には苗字帯刀(豊野家)を許され、姫路藩の御用達をつとめた豪商の遺構です。
建物は大通り中央部の山側にあり、対面する海側には惣会所や高札場、本陣肥後屋や筑前屋が軒を連ね、江戸期の室津における宿駅と商業の中心的な場所に位置していました。
室津を代表する大型町家ですが、吊り上げ式二重戸や隠し階段など、他の町家には見られない仕組みがあります。2階の土間上は室津では珍しい虫籠窓になっています。1988(昭和63)年には兵庫県の文化財にも指定されています。
港町・室津を紹介する資料館として、館内には室津の歴史や民俗関連の資料を展示しています。
■入館料 高校生以上200円/小・中学生100円
■アクセス 山陽電鉄「山陽網干駅」下車、神姫バス「大浦」行きに乗車、「室津」下車、
室津民俗館まで徒歩7分
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