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天守からの眺めを 楽しめるお城巡り

天守からの眺めを 楽しめるお城巡り

最終更新

歴史的な背景や全体のスケールを感じるのも城の醍醐味。構造物、石垣、庭など、さまざまな要素に注目ポイントを絞って、城めぐりをするのも楽しみ方の一つです。ここでは、「天守からの眺めを 楽しめる」お城巡りをご紹介します。城のシンボルと言えば、高くそびえる天守。今と昔では、街の様子は変わっているものの、歴代の城主が街を見下ろした位置から現代の街並みを眺めてみるのは感慨深い体験になるはずです。実際に登って殿様気分を味わってみてはいかがでしょう。

福知山城

近年発見された古写真により、外観がほぼ忠実に再現されていることが判明した復元天守の最上階からは福知山市街を一望できます。蛇行して流れる由良川に加えて、鬼伝説で有名な大江山まで見えることも。明智光秀が築城した城で現在天守が建っているのは福知山城だけです。

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長浜城

秀吉の出世城として名高い長浜城ですが、当時の遺構はほぼ残っていません。琵琶湖畔のランドマークとなっている天守は、石垣も含め1983年に新たに建てられたもので、歴史博物館として利用されています。最上階の5階には「戦国パノラマ展望台」があり、長浜の町と雄大な琵琶湖の眺望を楽しむことができます。

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大阪城

1931年に復興され、90年の歴史を持つ大阪城天守閣は、昭和初期の貴重な建造物として国の登録有形文化財に指定されています。最上階8階からの眺めで印象的なのは眼下に広がる大阪城公園の緑。大阪城のスケールの大きさを実感できるでしょう。さらにその向こうにはたくさんの高層ビルが並び、遠くに生駒山や六甲山も見渡すことができます。

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和歌山城

白亜の天守と小天守が多門櫓でつながる連立式天守は、戦災で焼失するまで紀州徳川家の象徴となっていました。1958年、忠実に外観復元された昭和の天守の最上階からは、和歌山の街並みと紀の川の河口、そして紀伊水道までを一望できます。

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姫路城

国宝の大天守最上階の6階からは、姫路駅までまっすぐ伸びる大手前通りなど姫路の市街地が見えるのはもちろんのこと、石垣と建物が複雑に入り組んだ縄張りを上からチェックすることができます。また、屋根の白漆喰も間近に見え、その仕組みがよく分かります。

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彦根城

金亀山の上に立つ三層三階の国宝天守。最上階からは彦根の街並みが一望できます。城の周辺には高い建物もなく、東には石田三成の居城があった佐和山を、西側には琵琶湖を望むことができます。

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岸和田城

江戸時代には五層の天守がありましたが、1827年に落雷で焼失。現在の天守は1954年に復興されたものです。最上階からは、昭和を代表する庭園家・重森三玲による「八陣の庭」(国の名勝)の全容を見ることができます。その向こうには岸和田のまちと、遠く大阪湾まで眺めることができます。

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洲本城

海に突き出したような標高130mの三熊山に、大規模な石垣が残る洲本城があります。山頂には天守風の建物も。これは、1928年の昭和天皇の即位式を記念して建てられた、日本初のコンクリート製天守。現在は登ることができず展望台としての機能は失われていますが、山頂からは目の前に広がる大阪湾を一望できます。

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