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歴史的な背景や全体のスケールを感じるのも城の醍醐味。構造物、石垣、庭など、さまざまな要素に注目ポイントを絞って、城めぐりをするのも楽しみ方の一つです。ここでは、「天守からの眺めを 楽しめる」お城巡りをご紹介します。城のシンボルと言えば、高くそびえる天守。今と昔では、街の様子は変わっているものの、歴代の城主が街を見下ろした位置から現代の街並みを眺めてみるのは感慨深い体験になるはずです。実際に登って殿様気分を味わってみてはいかがでしょう。
白亜の天守と小天守が多門櫓でつながる連立式天守は、戦災で焼失するまで紀州徳川家の象徴となっていました。1958年、忠実に外観復元された昭和の天守の最上階からは、和歌山の街並みと紀の川の河口、そして紀伊水道までを一望できます。
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国宝の大天守最上階の6階からは、姫路駅までまっすぐ伸びる大手前通りなど姫路の市街地が見えるのはもちろんのこと、石垣と建物が複雑に入り組んだ縄張りを上からチェックすることができます。また、屋根の白漆喰も間近に見え、その仕組みがよく分かります。
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金亀山の上に立つ三層三階の国宝天守。最上階からは彦根の街並みが一望できます。城の周辺には高い建物もなく、東には石田三成の居城があった佐和山を、西側には琵琶湖を望むことができます。
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江戸時代には五層の天守がありましたが、1827年に落雷で焼失。現在の天守は1954年に復興されたものです。最上階からは、昭和を代表する庭園家・重森三玲による「八陣の庭」(国の名勝)の全容を見ることができます。その向こうには岸和田のまちと、遠く大阪湾まで眺めることができます。
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