藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~
2022年02月01日
古くから日本人の生活に深くかかわり、神秘的なブルーといわれた「藍」。徳島県の北部を雄大に流れる吉野川の流域は、藍染料の日本一の産地です。この地域の平野部に見られる高い石垣と白壁の建物に囲まれた豪農屋敷や脇町の豪華な「うだつ」があがる町並み、「阿波おどり」のリズムからは藍染料の流通を担い、全国を雄飛した藍商人のかつての栄華をうかがい知ることができます。この地域では、今も藍染料が伝統的な技法で生み出されており、その色彩は人々を魅了し続けています。
徳島県(徳島市、吉野川市、阿波市、美馬市、石井町、北島町、藍住町、板野町、上板町)
主な構成文化財
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