根清浄と六感治癒の地〜日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉〜
2022年02月01日
三徳山(みとくさん)は、山岳修験の場としての急峻な地形と神仏習合の特異の意匠・構造を持つ建築とが織りなす独特の景観を有しており、その人を寄せ付けない厳かさは1000年にわたって畏怖の念を持って守られ続けている。
参拝の前に心身を清める場所として三徳山参詣の拠点を担った「三朝温泉(みささおんせん)」は、三徳山参詣の折に白狼により示されたとの伝説が残り、温泉発見から900年を経て、なお、三徳山信仰と深くつながっている。
今日、三徳山参詣は、断崖絶壁での参拝により「六根(ろっこん 目、耳、鼻、舌、身、意)」を清め、湯治により「六感(ろっかん 観、聴、香、味、触、心)」を癒すという、ユニークな世界を具現化している。
鳥取県 三朝町
主な構成文化財
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