関西国際空港 新国内線エリア 2022年10月26日オープン!
2022年09月22日
関西国際空港ターミナル(T1)リノベ―ション
関西エアポートはインバウンド旅客の増加に対応するため関西国際空港(KIX)第1ターミナルビル(T1)の大規模リノベーションを1994年の開港以降初めて実施しています。「国際線キャパシティ拡大」「エアサイドエリアの充実」「旅客体験の向上」をコンセプトに国際線のキャパシティを拡大するとともに商業・飲食ゾーンを拡充して空港の魅力を大きく高めます。工事は4つのフェーズに分けて実施します。フェーズ1は新国内線エリアを整備し、フェーズ2では旧国内線エリアを新国際線出発エリアに改修します。これにより国際線/国内線のエリア配置や、ランドサイドとエアサイドの比率の見直しを図ることができ、国際線のキャパシティ拡大とエアサイドエリアの充実を実現します。並行してセルフチェックインやセルフバゲージドロップなどのテクノロジーの活用によりファストトラベルを推進し、待ち時間の少ないスムーズな旅をご提供します。
新国内線エリアオープン
2022年10月26日、最初の区切り(フェーズ1)となる新国内線エリアがオープンします。新たな国内線エリアでは、保安検査場をターミナル南側1か所に集約し、6台のスマートレーンを導入することで混雑時の待ち時間の短縮をはかります。保安検査後の商業エリアを大幅に拡充し、大阪のお好み焼き店や京都の天ぷら専門店など関西色豊かな計6店舗(飲食4店舗、物販2店舗)や、対象の旅客の方にご利用いただける国内線ラウンジが新たにオープンします。搭乗までの待ち時間にお買い物やお食事などを楽しんでいただける、魅力的な空間に生まれ変わります。 同エリアオープンにともない、各航空会社のチェックインカウンターならびに到着口などの位置も変更されます。また、保安検査前の一般エリアでは、2022 年 10 月 1 日(土)にフードコート「Tasty Street」が計7店舗(飲食6店舗、物販2店舗)で先行オープンします。これにより飛行機をご利用のお客さまをはじめ、お見送り・お出迎えの方や深夜に滞在される旅客など、様々なニーズに対応することができます。
今後について
このプロジェクトは2025年に開催される大阪・関西万博に併せてのグランドオープンを目指し、今後は2023年冬ごろに2階中央の国際線出発エリア(フェーズ2)、2025年春ごろに3階の国際線ラウンジと4階の拡張した新保安検査場(フェーズ3)を稼働させる計画になっています。完成後は第2ターミナルを含む関西国際空港全体で年間4000万人の国際線旅客を受け入れることが可能になります。関西国際空港は、世界各地からのお客様をお迎えする西日本のゲートウェイとして、今後の航空需要に着実に対応していくとともに、お客様に快適で新しい旅の体験をしていただける空港をめざしています。