古都京都で見るべき世界遺産5選
2021年06月16日
京都は千年を超える歴史を誇る古い都であり、周辺に点在する数多くの寺社仏閣が「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。ここではその中から、絶対に見逃せない5つのスポットをご紹介しましょう!
京都の世界遺産とは?
1. 上賀茂神社
京都で最も古い神社のひとつと言われる上賀茂神社。建物の中心となる本殿など2棟が国宝に指定され、重要文化財となっている建物は合計41棟に及びます。広々とした敷地には緑があふれ、一の鳥居から二の鳥居までは、京都を代表するお祭り「葵祭」で伝統的な神事「競馬(くらべうま)」が行われるため、美しい芝生が目を引きます。JR京都駅からバスで約30分、上賀茂御薗橋下車、徒歩5分。
2. 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
上賀茂神社と共に京都最古の歴史を誇り、「葵祭」が行われることでも有名な下賀茂神社。境内に広がる広大な「糺の森」には貴重な原生林が残り、街の喧騒から離れた静かな散策が楽しめますよ。青空に映える高さ30mの朱塗りの楼門では、ぜひ記念撮影をしてください!京阪本線または叡山電鉄出町柳駅から徒歩12分。
3. 清水寺
今から1200年以上も前に創建されたと伝えられる、京都を代表する寺院。崖の上にせり出した本堂は、「清水の舞台」として多くの日本人に親しまれています。ここからの京都市街の眺めは抜群で、桜や紅葉の時期の美しさは格別ですよ。参道の坂道には、土産店が軒を連ねています。ここでは伝統的な焼き物である、清水焼の器などをぜひお土産に!JR京都駅からバスで15分、五条坂下車、徒歩10分。
4. 仁和寺
約9万平方メートルという広々とした境内に、国宝の金堂や重要文化財の五重塔などが点在する歴史ある寺院。創建から1100年以上の歴史を誇り、春には桜の名所として多くの花見客が訪れます。五重塔周辺や庭園を彩る桜のほか、中門内の西側一帯に咲く京都一遅咲きの「御室桜」も見逃せません!嵐電(京福電鉄)御室仁和寺駅から徒歩3分。
5. 平等院
千年ほど前に貴族の別荘として建てられ、その後寺院となったのが平等院。中心となる鳳凰堂は池の中の島に建てられており、その美しい姿は日本の10円硬貨にも刻まれています。ここではぜひ、鳳凰堂の内部を見学するツアー(庭園にて受付)に参加してください。国宝・阿弥陀如来坐像の荘厳さは必見です!JR宇治駅または京阪電車宇治駅から徒歩10分。
【施設名】 平等院
【開館時間】 8:30 am~5:30 pm(受付終了は5:15 pm、平等院ミュージアム鳳翔館9:00 am~5:00 pmで受付終了は4:45 pm、鳳凰堂内部9:30 am~4:10 pmで20分ごと定員40名先着順)
【休館日】 無休
【価格】 大人600円、中高生600円、小学生300円(庭園と平等院ミュージアム鳳翔館)
【URL】
公式ホームページ
【住所】 京都府宇治市宇治蓮華116
【Google Map URL】 GoogleMap
古都京都で見るべき世界遺産5選、いかがでしたか?今回ご紹介した5つの寺社仏閣のほかにも、世界遺産「古都京都の文化財」にはたくさんの見どころがあります。1つでも多くのスポットを巡り、本物の京都を感じてください!