Spritual KANSAI シリーズブログ4 : 旅ブログ癒し編

Spritual KANSAI シリーズブログ4 : 旅ブログ癒し編

2021年01月13日

The KANSAI Guide

関西地域は日本の精神文化の聖地であり、正真正銘のおもてなしに溢れる関西。そんな関西を「Spiritual KANSAI」と題して、様々なテーマを抽出しコラムにまとめてみました。本ブログシリーズでは、それらコラムを順に紹介していこうと思います。シリーズ第4弾は、「旅コラム癒し編」をお届けします。(以下文章は本サイトのSpiritual KANSAI コラムページ(https://kansaiguide.jp/rt/column/)より引用しています)

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旅コラム癒し編
引用元

水は常に日本文化において大きな役割を果たしてきました。神道では水は全てを浄化すると考えられてきました。そして実際に全ての不純物を洗い流します。空から落ちた水は、山の頂上から地球に浸透し、大地を潤します。水源地は聖地でもあります。また温泉からは自然のエネルギーが溢れ出します。

温泉
お風呂は日本で最もリラックスした瞬間です。誰もが自然の状態に戻る瞬間でもあります。また、見知らぬ人とその瞬間を共有することもできます。誰もが湯船に入る前に体を洗い、そして静かにお湯に浸かり、静かに殆ど動かずに座って心身を癒します。

旅館
三重県の湯の山温泉にある旅館寿亭には、登録有形文化財である水雲閣があります。磨りガラスのギャラリーに囲まれたとても広い畳の部屋を鑑賞することができます。旅館には個性的な様式で構成されたプライベート浴室があります。

依山楼岩崎
鳥取県三朝町の有名な旅館である依山楼岩崎には、皇室や芸術家など著名な方々が数多く滞在した歴史的な建物があります。湯船は広々としており、良質のお湯と自然豊かな環境に包まれた温泉宿を楽しむ事が出来ます。

有馬温泉

神戸北部にある日本有数の温泉地であり美しい景観の中を散策する事が出来ます。蒸気が溢れ出す中で温泉に近づくと、他の地域との違いに気づきます。硫黄の香りと褐色の温泉が有馬温泉の特徴です。中心街は本当に快適です。美しい伝統的な家屋や魅力的な店舗が数多くあります。至るところに足湯が設置されており、通行人が近所の人とおしゃべりしながら足を浸すことができます。

日本酒
何世紀にも渡り日本人の心を潤した日本酒。まさに日本の国の宝です。米、水、麹菌で構成されたこの酒は、ユダヤ教とキリスト教の文化におけるワインと同じように、宗教的な特徴も持っています。私は日本に暮らしているため様々な日本酒を味わってきました。このようなシンプルでニュートラルな原材料から、様々な味わいが生み出される様には常々驚きます。醸造に携わる方はいいます、味の決め手は水であると。蔵元を訪ねると、酒造りの工程数を知ることができます。多くの場合、蔵は外からの光や温度の変化を避けるためにひんやりとしています。中では酒米を炊き上げ、ご飯の美味しい香りがします。そして発酵の工程に移り、次第に酒が絞られます。わずかに琥珀色を放ち滴り落ちる日本酒はワインと同じように飲むだけではなく鑑賞することでも楽しめます。まさに神々しさを感じる瞬間です。

西山酒造
丹波地方には、近くの川を水源とする酒蔵である西山酒造があります。火災やその他の自然災害に対する耐性を高めるように設計された伝統的な三つの蔵を保有しています。

黒龍酒造

福井県にある黒龍酒造は温故知新の蔵です。歴史ある鞍の入り口には新酒の証である杉玉がかけられています。日本の航空会社のファーストクラスで愛飲される黒龍酒造は、近隣の日本海で収穫される特産品である越前ガニとの相性が抜群です。

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